地球はいつでもまわってる

語学留学、ワーホリ、海外旅行のお話

北京の留学環境と勉強法

こんにちはニコです!



うわ。。。
前回記事からだいぶ期間が
空いてしまった。。




なんかくやしいな。(笑)


しっかり書こ。




と、いうわけで今回は
私が通っていた
北京語言大学の留学環境と
取り組んでた勉強法について
書いていきます。


まず寮について!
北京語言大学の留学生のほとんどは
学生寮があるのでそこに滞在します。
(短期長期に関わらず)


わたしは17号楼という
わりと大きめの寮で部屋は二人部屋





勉強机はこんな風に
それぞれあって
テレビと冷蔵庫、
トイレシャワーは共用


スタッフさんが毎朝掃除に来てくれるし
なんだかホテルっぽくて快適で
部屋で勉強にも集中しやすい環境◎


ほかの日本人留学生も
結構ここに住んでたイメージ



ルームメイトはランダムで割り振られ
韓国人だったり
インドネシア人だったり
イタリア人だったり。。
滞在期間も人によりけり。
とにかくめちゃくちゃ多国籍。


そしてみんな中国留学に来てるので
会話は基本的に中国語でのやりとりで、
まだ中国語でうまくコミュニケーションが
とれない場合に
英語をつかってるという印象でした。


この共通言語の逆転はちょっと
不思議な感覚でおもしろかった〜



ちなみに食事はつかないけど
学校周辺にはこれでもかというくらい
レストランやらスーパーやらあるので
食に関しては1ミリも困らなかった。(笑)


共用キッチンもあるから自炊もしてた
2ヶ月に一回くらいやけど。


中国の外食はボリューミーで
持ち帰りもできてたし
とにかくコスパ良かったんだわ。(言い訳)




寮がこんな感じで




大学での授業はというと


かなり良きでした。



というのも
授業のカリキュラムが本当に良くて


私が最初にいたレベルのクラスは


総合クラス
リスニング&スピーキング
リーディング&ライティング
会話クラス


この4つの授業があって、
教科書も4種類。やたらデカいし重い



いちばん授業時間が多くて
メインとなるのは総合クラスで、
教科書の中身はこんな感じ












この教材、
かなり良い。



毎セクションに中国語の
長文ストーリーがあって、
その中で使われる単語や中国語表現を
先生の授業のもと
じゃんじゃん学んでくスタイル。


日本でこのボリュームの中国語を
勉強したことがなかった私にとっては
最初は追いつくのにかなりきつかったけど
この教科書をやり込んだ結果


めちゃ伸びた。



毎日の予習と復習、
それから個人的に続けてたのが、
メインとなってる長文ストーリーの
翻訳、音読、聴き込み。


まず中国語で書かれてる文章を
一旦すべて日本語訳で書いて、
その日本語訳の紙を見て
中国語に戻しながら音読。
それから付属のCDに
録音されてた長文の音声を
ひたすら聴き込み。



いま思えばこの翻訳は
ちょっと独特なやり方。(笑)
『外国語を学ぶときは出来るだけ
母国語に変換しないようにする』
というのが語学学習の基本なので。


でも私の場合は、
中国語の少し長めの文章の
組み立て方がそもそもよく分からなかったから
一旦日本語に戻して
また中国語に組み立て直すほうが
構造もわかって頭には入ってきやすかった。


ちなみにこの翻訳は
留学前半にのみやってたやり方で、
中国語中級レベルくらいの人は
必要ない気がするし、
英語を勉強する時にはおススメしないかも。
日本語と英語は言語の性質が違いすぎて
このやり方は合わない感じがした。


おそらく一番のキモは
ひたすら音読とリスニング。
中国語はこれに費やす時間が
英語よりもとにかく多かった。




こんな感じで学校の教材を
やり込んだ結果思ったのが、
ムダが少ない。



語学を勉強してるとたまに、
「いや実際はこんな表現ほとんど使わないよw」
みたいな必要ないフレーズを
学んでしまう残念あるあるが
たまに起こるけど(私だけかしら)、
ここの教材は本当にそれがなくて
かなり実用的。
色んなところでふと耳にする
中国人の会話がそっくりそのまま勉強した
フレーズだったりするくらい。


教材はもちろん、先生の授業展開や
授業のバランスも良くて
リスニング、会話、
ライティング、リーディング、、
すべてをまんべんなく
学ぶことができたなーというのが
初級クラスの印象。
(中級クラス以上ではまた少しバランスが変わってくるけど。)





うん、こんな感じでした!!!


ちなみにこれらの教材は
Amazonでも買えちゃう。
レベルも入門~上級まで。

オール中国語と言ったけど

英語での説明や訳も

ちょこちょこ書いてたわ。(今更)

北京語言大学の出版社は
かなり幅広く中国語教材をだしてるので
もし個人的に買うならここのが
おススメです。




英語圏への留学を終えたいま振り返っても、
この中国留学の期間が
わたしの人生でいちばん必死で勉強したけど
そうさせるような教材やカリキュラムになってたし、
わりと周りもしっかり勉強してたので
いつもよい刺激をもらえてました。




次回は
わたしは思う北京留学の魅力、
日本人が中国語を学ぶアドバンテージを
全力で紹介したいと思います。